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深谷クリニック/医療法人久慈会
〒963-6123
福島県東白川郡棚倉町大字関口
字上志宝73
TEL:0247-33-3223
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深谷クリニック
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理学療法士のひとりごと

理学療法士が、利用者様の様子や、身体能力向上など
業務の中で気づいたことをまとめて、毎月更新していきます!

ひざの痛みなく旅行を楽しもう!

2025-04-30
NEW
これから大型連休などでご家族と旅行に出かける方も多いのではないでしょうか?しかし『長距離歩く、長時間の移動は足の痛みが心配。迷惑をかけたくない・・・』と遠慮される方もいると思います。
とくに変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)といわれる疾患は、高齢女性に多く、日本では60歳以上の女性で約半数、80歳以上で8割以上、患者数は2,500万人以上と推定されています。原因は外傷や関節炎による二次的な影響以外に、加齢や肥満などが関連するとされています。

初期症状は立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時の痛み。休めば痛みはとれるが、中期には正座や階段昇降が困難になります。末期になると安静時でも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難となります。そこでいずれの段階においても、保存療法が第一選択となる場合が多く、日常生活指導、②運動療法、③装具療法、④薬物療法があげられます。今回は旅行の移動中にもできる運動をご紹介します。
≪膝関節を動かしやすくする運動≫
膝の曲げ伸ばし運動(10回程度)
車に乗っている際や、降りる直前、歩き始める前に効果的です。


≪大腿四頭筋を鍛える運動≫
脚上げ体操(5~10秒間止める)
爪先をしっかり上に向けるとより効果的!

※膝関節の負担を減らすためには、普段から運動を取り入れ、負担のかかる動作(正座や階段昇降など)に注意して生活することが大切です。また、つえの使用も負担の軽減に繋がります。

リハビリテーション科では、他にも運動の指導を行っています。お気軽に理学療法士にお尋ねください。

深谷クリニック 《TEL:0247-33-3223》
デイサービス サティ/サミィ
        《TEL:0247-57-9101》

なぜ寝ている時に腰が痛くなるのか??

2025-02-21
みなさんは、あお向けで寝ていて腰が痛くなったことはありませんか?

患者さんからも「腰が痛くてあお向けで寝られない」といった訴えを多く耳にします。あお向けで腰が痛くなる原因の1つに大腰筋(だいようきん:腰の骨から足の付け根に付いている筋肉)の硬さが考えられます。
体の前面にある大腰筋は、あお向けの時に伸ばされますが、この筋肉が固いと腰の骨が前方に引っ張られてしまい、背中や腰の筋肉(腰の骨に付いている筋肉)にストレスが加わり痛みが出ることが考えられます。
対処法としては、膝の下にクッションを入れて膝を曲げて寝たり、大腰筋を柔らかくすることが有効です。今回は大腰筋を柔らかくするストレッチの一例をご紹介します。姿勢改善の効果もあるので、無理のない範囲でぜひ実施してください。
手順

  1. 片膝立ちになる
  2. 前の膝を曲げて体を前に移動する
  3. 後ろの足の付け根が伸びていると感じるところで止める
  4. ゆっくり10秒数える
  5. 前後の足を入れ替えて再度行う
ポイント
◎腰を伸ばして行う
(前かがみにならないようにする)
◎後ろの膝を外に開くとさらに伸びやすい
◎不安定な時は掴まって行う
◎膝が痛い時は下にクッションを入れる

リハビリテーション科では、他にも運動の指導を行っています。お気軽に理学療法士にお尋ねください。

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~寒さによる姿勢の変化~

2024-12-16
朝晩寒さが体にこたえる季節になりました。人間の体も寒さによって血行不良が起こります。血の巡りが悪くなると様々な弊害が起こります。今回は寒さによる姿勢の変化について考えてみます。

筋肉というものは何本ものゴムがまとまって骨についている
イメージです。その筋肉は寒くなると伸びが悪くなり、それを伸ばさないとどんどん短くなってしまいます。
短くなると筋肉がついている骨と骨が近づいてしまい、膝が伸びない、背中が丸くなるといった姿勢の変化が出てきてしまいます。

40歳を超えると体の痛みを感じる事が多くなってきます。


その原因としては活動性の低下、体重の増加、筋力の衰えで悪い姿勢となり、その姿勢のまま生活を送ることで体の痛みが出てしまうようになってしまいます。

ではどうすればよいか、まずは良い姿勢を意識しましょう。意識するだけも筋肉はついてきます。良い姿勢で歩くことで下半身への負担が減り痛みの改善に繋がります。特に膝は真っすぐにすることで体重が分散するといったとても重要な機能を持っています。

歩く場合は膝を伸ばすといったことを意識して歩いてみましょう。歩くときに万歳をして顎を引いて歩くことをお勧めします。

立位
座位
悪い姿勢が長く続いてしまい筋肉が短くなってしまった人は、ストレッチが必要です。自分で伸ばす事は非常に大変ことですが、1日1ミリ伸びれば10日で1cmも伸びます。
逆に何もしないと1週間で少しずつ筋力低下が起こってきます。

人間の筋肉は95歳になっても筋肉が反応するといった研究結果も報告されています。楽しく筋肉を伸ばし、筋力をつけていきましょう!(^^)!
簡単なストレッチのポイント
まずは床に座る左図のように出来るだけ膝を伸ばす。
上半身を前に倒しつま先と手の指先を近づける。反動は付けずにゆーっくりと伸ばす。出来るようになったら一番上半身を倒したところで10秒間そのままを5回


運動に関する相談などありましたら、気軽にお声かけください。
深谷クリニック 《TEL:0247-33-3223》
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~暑さの次は冷えの改善を~

2024-10-01
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、酷暑が過ぎ、患者様の中には「体が冷える・手足が冷たい」とおっしゃる方が増えてきました。

私たちの体は自律神経の働きにより体温調節を行っていますが、自律神経や皮膚感覚の乱れ・血液循環の停滞・筋肉量低下・ホルモンバランスの乱れなどにより、体温調節機能が働きにくくなり、冷えを感じやすくなります。

冷えの改善の為には、生活リズムを整える事はもちろんの事、血液循環を良くし筋肉を活性化することが必要です。
冷え改善の運動としては、簡単に出来るぶらぶら体操やグーパー 体操、足踏み体操などが有効です。

症状が悪化する場合や痛みを伴う場合は、すぐにかかりつけ医へ相談してください。
冷えを改善し、元気に生活しましょう。

運動に関する相談などありましたら、気軽にお声かけください。
深谷クリニック 《TEL:0247-33-3223》
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~夏を乗り切る身体を手に入れよう~

2024-07-26
今年の夏は、観測史上最も暑くなった昨年より暑くなると予測されています。そのためテレビなどで「熱中症」に関するニュースを多く耳にするようになり、当院でも熱中症の疑いで受診された方が増えています。
熱中症対策として「水分・塩分補給」が大事ですが「筋肉量」も重要な事をご存知でしょうか?

筋肉は約75%が水分であり体内に占める細胞内水分(筋肉の細胞に含まれる水分)が多いため水分の貯蔵庫として機能しています。
筋肉量を維持するために特に必要な筋肉は下半身の筋肉です。下半身の筋肉は、加齢に伴い大きく減少するため鍛える事で筋肉量を維持し水分保有量の維持に繋げていき熱中症予防をしていきましょう。

筋トレやストレッチのやり方など詳しく知りたい方は、お気軽にリハビリテーション科スタッフにお声掛けください!

連絡先
深谷クリニック【TEL:0247-33-3223】
デイサービスサティ&サミィ【TEL:0247-57-9101】
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