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深谷クリニック/医療法人久慈会
〒963-6123
福島県東白川郡棚倉町大字関口
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深谷クリニック
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理学療法士のひとりごと

理学療法士が、利用者様の様子や、身体能力向上など
業務の中で気づいたことをまとめて、毎月更新していきます!

~寒さによる姿勢の変化~

2024-12-16
NEW
朝晩寒さが体にこたえる季節になりました。人間の体も寒さによって血行不良が起こります。血の巡りが悪くなると様々な弊害が起こります。今回は寒さによる姿勢の変化について考えてみます。

筋肉というものは何本ものゴムがまとまって骨についている
イメージです。その筋肉は寒くなると伸びが悪くなり、それを伸ばさないとどんどん短くなってしまいます。
短くなると筋肉がついている骨と骨が近づいてしまい、膝が伸びない、背中が丸くなるといった姿勢の変化が出てきてしまいます。

40歳を超えると体の痛みを感じる事が多くなってきます。


その原因としては活動性の低下、体重の増加、筋力の衰えで悪い姿勢となり、その姿勢のまま生活を送ることで体の痛みが出てしまうようになってしまいます。

ではどうすればよいか、まずは良い姿勢を意識しましょう。意識するだけも筋肉はついてきます。良い姿勢で歩くことで下半身への負担が減り痛みの改善に繋がります。特に膝は真っすぐにすることで体重が分散するといったとても重要な機能を持っています。

歩く場合は膝を伸ばすといったことを意識して歩いてみましょう。歩くときに万歳をして顎を引いて歩くことをお勧めします。

立位
座位
悪い姿勢が長く続いてしまい筋肉が短くなってしまった人は、ストレッチが必要です。自分で伸ばす事は非常に大変ことですが、1日1ミリ伸びれば10日で1cmも伸びます。
逆に何もしないと1週間で少しずつ筋力低下が起こってきます。

人間の筋肉は95歳になっても筋肉が反応するといった研究結果も報告されています。楽しく筋肉を伸ばし、筋力をつけていきましょう!(^^)!
簡単なストレッチのポイント
まずは床に座る左図のように出来るだけ膝を伸ばす。
上半身を前に倒しつま先と手の指先を近づける。反動は付けずにゆーっくりと伸ばす。出来るようになったら一番上半身を倒したところで10秒間そのままを5回


運動に関する相談などありましたら、気軽にお声かけください。
深谷クリニック 《TEL:0247-33-3223》
デイサービス サティ/サミィ
        《TEL:0247-57-9101》

~暑さの次は冷えの改善を~

2024-10-01
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、酷暑が過ぎ、患者様の中には「体が冷える・手足が冷たい」とおっしゃる方が増えてきました。

私たちの体は自律神経の働きにより体温調節を行っていますが、自律神経や皮膚感覚の乱れ・血液循環の停滞・筋肉量低下・ホルモンバランスの乱れなどにより、体温調節機能が働きにくくなり、冷えを感じやすくなります。

冷えの改善の為には、生活リズムを整える事はもちろんの事、血液循環を良くし筋肉を活性化することが必要です。
冷え改善の運動としては、簡単に出来るぶらぶら体操やグーパー 体操、足踏み体操などが有効です。

症状が悪化する場合や痛みを伴う場合は、すぐにかかりつけ医へ相談してください。
冷えを改善し、元気に生活しましょう。

運動に関する相談などありましたら、気軽にお声かけください。
深谷クリニック 《TEL:0247-33-3223》
デイサービス サティ/サミィ
        《TEL:0247-57-9101》

~夏を乗り切る身体を手に入れよう~

2024-07-26
今年の夏は、観測史上最も暑くなった昨年より暑くなると予測されています。そのためテレビなどで「熱中症」に関するニュースを多く耳にするようになり、当院でも熱中症の疑いで受診された方が増えています。
熱中症対策として「水分・塩分補給」が大事ですが「筋肉量」も重要な事をご存知でしょうか?

筋肉は約75%が水分であり体内に占める細胞内水分(筋肉の細胞に含まれる水分)が多いため水分の貯蔵庫として機能しています。
筋肉量を維持するために特に必要な筋肉は下半身の筋肉です。下半身の筋肉は、加齢に伴い大きく減少するため鍛える事で筋肉量を維持し水分保有量の維持に繋げていき熱中症予防をしていきましょう。

筋トレやストレッチのやり方など詳しく知りたい方は、お気軽にリハビリテーション科スタッフにお声掛けください!

連絡先
深谷クリニック【TEL:0247-33-3223】
デイサービスサティ&サミィ【TEL:0247-57-9101】

~草木の生長にも負けない体づくりを~

2024-07-01
より一層暑さが増し、雨が降ると草木の生長も著しくなってきました。

草木の生長に伴い、「草刈り・草むしりが忙しい。足腰や肩・手指が痛い。」と訴えられる患者様が多くいらっしゃいます。草刈りも草むしりも、長時間同じ体勢や同じ動作の繰り返しです。同じ筋肉が数百~数千回と繰り返し収縮されることで、筋肉の血流量が低下し、疲労感や痛みの原因となります。

機械や道具のメンテナンスは行っていても、自分自身のメンテナンスは後回しになっていませんか?そこで今回は、腰から肩にかけて付着する広背筋と手指を曲げる筋肉を伸ばすストレッチを紹介します。
≪広背筋のストレッチ≫
  1. 椅子に腰掛け、肩幅よりもやや広めに タオルを持ち、両手を挙げます。
  2. 体を横に倒し、倒した方向にタオルを 軽く引っ張ります。
  3. 深呼吸しながらゆっくりと左右20秒間ずつ脇の下を伸ばします。
≪手指のストレッチ≫
  1. 指を広げ、床やテーブルなどの平らな ところに手をつきます。
  2. ひじはしっかりと伸ばします。
  3. 指先に向けて体重を掛け、ゆっくりと 20秒間数えます。
※なお、どちらのストレッチも痛みを確認し、無理のない範囲で実施してください。

またそのほかの方法やリハビリ等について詳しく知りたい方は、お気軽にリハビリテーション科スタッフまでお声掛けください。

連絡先 
深谷クリニック 【TEL:0247-33-3223】
デイサービスサティ&サミイ 【TEL:0247-57-9101】

足がつるってどういうこと??

2024-06-01
夏の気配を感じる季節となり、気温が上がるにつれ「足がつりやすい」と訴える患者さんが多くなりましたが、リハビリを続けることで「足がつりにくくなった」と言っていただくことがあり、とても嬉しく思います。

足がつった状態とは筋肉が痙攣している状態であり、原因は様々ですが、特に運動不足疲労からくる血行不良ミネラルの不足(マグネシウム、カルシウム、カリウム等の栄養素)、水分不足が関係しているといわれています。

運動不足や筋肉の疲労が原因で血流が悪くなると、運動中だけでなく就寝中も足がつる原因となります。
また、ミネラルは、筋肉の伸び縮みを調整する為に働く栄養素で、特にマグネシウムに関しては、不足すると筋肉を緩める為の機能が働きにくくなるとされています。さらに水分が不足することで、血行は悪くなり、ミネラルのバランスも崩れやすくなります。

その為予防としては、ストレッチによる血流の改善と、ミネラルが豊富な食材(海藻類や大豆類、アーモンド等)の摂取、水分の摂取が大事だと考えられます。

ここに、ストレッチの一例を紹介させていただきます。
◇座って行うストレッチ◇
  1. 椅子の端に座り、伸ばしたい方の足の踵を床に付けます
  2. 伸ばしたい方の足と同じ側の手でつま先を体の方に引っ張り膝を伸ばします
  3. 息を止めずに20秒数えましょう
◇立って行うストレッチ◇
  1. 手すりやテーブル等につかまり、伸ばしたい方の足の踵を床に付けます
  2. 伸ばしたい方の踵が床から離れないようにしながら体を前に倒します
  3. 息を止めずに20秒数えましょう

どちらのストレッチも、痛みを確認しながら行い、引っ張る強さや膝の角度を調整してください
テレビを見ながらでも出来ますので、継続して行いつりにくい体を作っていきましょう。

もっと詳しく知りたい方は、理学療法士までお尋ねください。また当院では、上記以外の運動の指導も行っております。併せてお気軽にお声掛けください。

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深谷クリニック 0247-33-3223
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