理学療法士のひとりごと
理学療法士が、利用者様の様子や、身体能力向上など
業務の中で気づいたことをまとめて、毎月更新していきます!
~寒さによる姿勢の変化~
2024-12-16
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その原因としては活動性の低下、体重の増加、筋力の衰えで悪い姿勢となり、その姿勢のまま生活を送ることで体の痛みが出てしまうようになってしまいます。
ではどうすればよいか、まずは良い姿勢を意識しましょう。意識するだけも筋肉はついてきます。良い姿勢で歩くことで下半身への負担が減り痛みの改善に繋がります。特に膝は真っすぐにすることで体重が分散するといったとても重要な機能を持っています。
歩く場合は膝を伸ばすといったことを意識して歩いてみましょう。歩くときに万歳をして顎を引いて歩くことをお勧めします。
悪い姿勢が長く続いてしまい筋肉が短くなってしまった人は、ストレッチが必要です。自分で伸ばす事は非常に大変ことですが、1日1ミリ伸びれば10日で1cmも伸びます。
逆に何もしないと1週間で少しずつ筋力低下が起こってきます。
人間の筋肉は95歳になっても筋肉が反応するといった研究結果も報告されています。楽しく筋肉を伸ばし、筋力をつけていきましょう!(^^)!
まずは床に座る左図のように出来るだけ膝を伸ばす。
上半身を前に倒しつま先と手の指先を近づける。反動は付けずにゆーっくりと伸ばす。出来るようになったら一番上半身を倒したところで10秒間そのままを5回。
上半身を前に倒しつま先と手の指先を近づける。反動は付けずにゆーっくりと伸ばす。出来るようになったら一番上半身を倒したところで10秒間そのままを5回。
運動に関する相談などありましたら、気軽にお声かけください。
深谷クリニック 《TEL:0247-33-3223》
デイサービス サティ/サミィ
《TEL:0247-57-9101》
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~暑さの次は冷えの改善を~
2024-10-01
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、酷暑が過ぎ、患者様の中には「体が冷える・手足が冷たい」とおっしゃる方が増えてきました。
私たちの体は自律神経の働きにより体温調節を行っていますが、自律神経や皮膚感覚の乱れ・血液循環の停滞・筋肉量低下・ホルモンバランスの乱れなどにより、体温調節機能が働きにくくなり、冷えを感じやすくなります。
冷えの改善の為には、生活リズムを整える事はもちろんの事、血液循環を良くし筋肉を活性化することが必要です。
冷え改善の運動としては、簡単に出来るぶらぶら体操やグーパー 体操、足踏み体操などが有効です。
症状が悪化する場合や痛みを伴う場合は、すぐにかかりつけ医へ相談してください。
冷えを改善し、元気に生活しましょう。
冷えを改善し、元気に生活しましょう。
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デイサービス サティ/サミィ
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~夏を乗り切る身体を手に入れよう~
2024-07-26
筋肉量を維持するために特に必要な筋肉は下半身の筋肉です。下半身の筋肉は、加齢に伴い大きく減少するため鍛える事で筋肉量を維持し水分保有量の維持に繋げていき熱中症予防をしていきましょう。
筋トレやストレッチのやり方など詳しく知りたい方は、お気軽にリハビリテーション科スタッフにお声掛けください!
連絡先
深谷クリニック【TEL:0247-33-3223】
デイサービスサティ&サミィ【TEL:0247-57-9101】
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~草木の生長にも負けない体づくりを~
2024-07-01
より一層暑さが増し、雨が降ると草木の生長も著しくなってきました。
草木の生長に伴い、「草刈り・草むしりが忙しい。足腰や肩・手指が痛い。」と訴えられる患者様が多くいらっしゃいます。草刈りも草むしりも、長時間同じ体勢や同じ動作の繰り返しです。同じ筋肉が数百~数千回と繰り返し収縮されることで、筋肉の血流量が低下し、疲労感や痛みの原因となります。
機械や道具のメンテナンスは行っていても、自分自身のメンテナンスは後回しになっていませんか?そこで今回は、腰から肩にかけて付着する広背筋と手指を曲げる筋肉を伸ばすストレッチを紹介します。
≪広背筋のストレッチ≫
※なお、どちらのストレッチも痛みを確認し、無理のない範囲で実施してください。
またそのほかの方法やリハビリ等について詳しく知りたい方は、お気軽にリハビリテーション科スタッフまでお声掛けください。
連絡先
深谷クリニック 【TEL:0247-33-3223】
デイサービスサティ&サミイ 【TEL:0247-57-9101】
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足がつるってどういうこと??
2024-06-01
夏の気配を感じる季節となり、気温が上がるにつれ「足がつりやすい」と訴える患者さんが多くなりましたが、リハビリを続けることで「足がつりにくくなった」と言っていただくことがあり、とても嬉しく思います。
足がつった状態とは筋肉が痙攣している状態であり、原因は様々ですが、特に運動不足や疲労からくる血行不良、ミネラルの不足(マグネシウム、カルシウム、カリウム等の栄養素)、水分不足が関係しているといわれています。
運動不足や筋肉の疲労が原因で血流が悪くなると、運動中だけでなく就寝中も足がつる原因となります。
また、ミネラルは、筋肉の伸び縮みを調整する為に働く栄養素で、特にマグネシウムに関しては、不足すると筋肉を緩める為の機能が働きにくくなるとされています。さらに水分が不足することで、血行は悪くなり、ミネラルのバランスも崩れやすくなります。
その為予防としては、ストレッチによる血流の改善と、ミネラルが豊富な食材(海藻類や大豆類、アーモンド等)の摂取、水分の摂取が大事だと考えられます。
ここに、ストレッチの一例を紹介させていただきます。
- 椅子の端に座り、伸ばしたい方の足の踵を床に付けます
- 伸ばしたい方の足と同じ側の手でつま先を体の方に引っ張り膝を伸ばします
- 息を止めずに20秒数えましょう
- 手すりやテーブル等につかまり、伸ばしたい方の足の踵を床に付けます
- 伸ばしたい方の踵が床から離れないようにしながら体を前に倒します
- 息を止めずに20秒数えましょう
どちらのストレッチも、痛みを確認しながら行い、引っ張る強さや膝の角度を調整してください。
テレビを見ながらでも出来ますので、継続して行いつりにくい体を作っていきましょう。
もっと詳しく知りたい方は、理学療法士までお尋ねください。また当院では、上記以外の運動の指導も行っております。併せてお気軽にお声掛けください。
連絡先
深谷クリニック 0247-33-3223
デイサービスサティ/サミイ 0247-51-9101
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